Helmut Newton's Illustrated
捨てられない本たち
20世紀を代表する鬼才
ファッションフォトグラファー
ヘルムート・ニュートン(Helmut Newton)が
自ら手がけた伝説的な大判ビジュアルマガジン
写真集シリーズ
『Helmut Newton’s Illustrated(ヘルムート・ニュートン イラストレイテッド)』
掲載されている各号の概要1987年から1995年にかけて
タブロイドサイズ(約38.5cm×30cm)の
特大フォーマットで全4巻が限定刊行されました。
上の冊子:No.3 “I Was There”
(1991年刊行)キリストの磔刑(受難劇)を模した、
エッジの効いたモノクロ作品が表紙を飾っています。
左上にはニュートン本人による直筆サイン
(”I was there...”)がプリントされています。
下の冊子:No.2 “Pictures from an Exhibition”
(1987年刊行)ニュートンらしい、挑発的で力強く、
エロティシズムとエレガンスが融合した
女性のヌードポートレートが表紙に選ばれています。
妻のジューン・ニュートン(アリス・スプリングス名義でも活動)が
アートディレクションを担当しており、
当時のエリートアート誌やファッション誌の枠を超えた、
コレクター性の高い名作として
洋書専門店や古本市場で今なお非常に人気があります。
こちらの雑誌たちは
フォトグラファーのお客様が
好きだろうということで
わざわざ持ってきていただきました
1987年から1991年あたりの
まだ世界がにぎわってた頃の本で
ヘルムトニュートンと言えば
そのころ
20世紀を代表するドイツ出身の写真家で
ファッション写真の枠を超え、
強烈なエロティシズムと力強い女性像を描いたモノクロのヌード写真で
「20世紀で最も物議を醸した写真家」として広く知られています
フイルムカメラだった時代に
人間自体が作り出した
これほど衝撃のある写真たちに
言葉を失います
そしてその時代のものなのに
色あせることなく
まるで朽ち果てぬ銅像のように
その時代の流行を映し出し
時代を超えて訴えるなにかは
時代が進化してもなくしてはいけないものなんだなと
昔のものを見るとき
いつもそう感じさせてくれます。


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