五線紙に乗らない音

詩/hagu_

 

手のひらに残る水の根は

木漏れ日を受けて

 

 

かざした手は

賛美へと変わるよ

 

 

見えるものだけがすべてではなく

ふれているだけが

存在ではないのだから

 

 

この光も

この水の根も

ざわめきも

 

 

神様が言うんだ

歌いなさいって

 

喜びも

悲しみも

怒りもね

 

 

足元をくすぐる冷たさは

勇気をくれるもの

奮い立たせてくれるもの

 

 

僕らは自由でよいのだよ

命は永遠

五線紙に乗らない音

 

 

 

君の音楽

 

 

 

 

 

 

 

 

sound/me.

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