· 

2017 Shampoo Volunteer

カテゴリー P's/Lifework

美容室ボランティア

 

こったブログはいらない

ただ自分のためにとどめておくこと

 

2017今年初

緩和ケア病棟へのシャンプーボランティア

行くたびに心に留めこれからを過ごしていかなきゃと

強く思います。

ボランティアと一言でいえば

良いことをしているみたいな言われ方をしますが

決してそうではありません

 

そこにはたくさんの方に支えられての

その日があるわけで

それに一番は

患者さんのこと

 

 

 

 

美容室ボランティア

 

穏やかに過ごせるよう

全室個室

トイレ、洗面台完備

病棟はとても穏やかで静かです

洗面台にホースをつけて

ストレッチャーをシャンプー椅子がわりに

お店でやるように完ぺきとはいきませんが

ここまでの準備をしてくださいます

 

 


 

2017 07/24

 

薬物治療のため髪が抜けられるかも

看護士さんが施術される前に患者さんの状態を

伝えてくれます

病室に入ってこられた患者さんは

こちらの顔を見られると顔を覆われ「うわぁ」っと

看護士さんが

「髪の毛が抜けてることを見られることが…」

 

施術に入りシャンプーをしていると

「子供さん来られましたよ」と

看護士さんの声

シャンプーしてるのもあり

子供さんの姿は見ることができませんでした

「どうかあったら手を握ってるんで強く握り返してくださいね」

と手を握っていた看護士さんが

「子供さん来られたので変わりますね」

そういって子供さんと交代

 

施術も終わって

子供さんお顔を見ると

小学5年生くらいの女子が

しっかりとお母さんの手を握っていました

 

 

この日の患者さんのシャンプーもおわり

いつものように師長さんがお話に来てくださいます

何かの話の流れで

「旅行とか行く機会ないですよね?」と

訪ねてこられました

「仕事がらあまり興味がない」と答えると

少し間があってから師長さんが

「今日の最後のおかあさんに以前、子供さんと今

どこか行けるとしたら何所がいいですか?」

っと尋ねやことがあられたらしく

その時にお母さんが言われたことが

「旅行とかではなく、ただ一日一日、

日常を娘と大事に楽しみたい」

とおっしゃっていた

と師長さんが話してくださいました

 

 

 

ボランティアに関してだけは

いつもblogを書くことを躊躇します

けれどやはりいつも留めておかなければと

心に決めて書いています

書くたびに

行くたびに

留めておかなければいけないことは

良く見えるようになり

踏み込んで書くようになっています

 

日々日常を忙しさにかまけ

気付けておけないこと

この日だけは帰り際考えさせられる

大切な日になっています。